さて、ジャンプスクエア7月号を読んだので今回もテニプリの感想を語っていきたいと思います!
前回までのあらすじ
舞台は世界選手権、日本VSドイツは中盤戦に差し掛かっていた。
日本チームは立海のキャプテン「幸村」を投入。対してドイツは色々あって代表に選出された「手塚」をあててくる。
お互いがお互いの技を封じあい、好ゲームを続けてきたが手塚がここで天衣無縫の極みを発動して…
天衣無縫の極みの攻略方法
と、いうことで前回からずっと気になってきた点、「幸村はどうやって天衣無縫の極みを攻略するのか」
幸村も天衣無縫の極みにたどり着くんじゃないか、
スタミナ切れまで粘るんじゃないかと、色々考えてましたが、
まさか、自分の五感を奪うことでボールを打ち返す以外の意識をシャットダウンするとは夢にも思いませんでした。
いや、たしかに理に適ってるんです。
目が見えない人は聴覚が発達するって言いますし、その逆も然り。
全神経をボールに意識したら、打球反応とかはすげぇあがるよね。
個人的な話なんですけど、炎使いが副産物の上昇気流で攻撃するような能力を応用した技、すげぇ好きなんですよ。
元々持ってた力に別視点から解釈をあてて能力の幅を広げるみたいな。
なので、第六感を強化する技みたいなのじゃなくて、五感を奪うっていうデバフ技をあえて自分にかけるっていう展開は、未だ心の中に中二病を抱えてる私にはかーなーり刺さりましたよ。
立海の主将として
今回の話で幸村には「天衣無縫の極み」が使えないことが判明。
なんでも一度でもテニスを憎んだ経験があるものはそこにはたどり着けないとか、なんとか。
その為、テニスを憎んだ経験のある後輩の赤也も天衣無縫が使えないことが判明するんです。
今後、インフレが加速していくと天衣無縫持ちがデフォまで行く可能性がある為、使えない赤也は大分焦っている模様。
現に前夜、リョーマと試合をした際に天衣無縫状態のリョーマに手も足も出なかったようなので、そりゃ焦りますよね。
もしこの試合、中学トップクラスの実力を持つが天衣無縫を使えない幸村が、天衣無縫を使える手塚に敗北でもしたら…
自分はどうあがいても本物には勝てないってことの証明になってしまうという、皮肉な現実を叩きつけられることになるわけで。
そんな赤也に幸村からの伝言を伝える乾と赤也。
ー「天衣無縫」にならなくてもテニスを諦めなくてもいい事を自分が証明するー
そして、幸村が赤也に向かって一言、
新 テニスの王子様
「赤也…立海テニス部部長としての最後のアドバイスだ...」
「最後の一球までその瞳に焼き付けろ」
…かっけぇ
え、幸村ってこんないいキャラしてたっけ?
無印のラスボスだから内面とかあんまり知らなかったけど、これは男でも好きになるいいキャラしてますわ。
トラウマの克服
今週号で無印の全国大会決勝シングルス、幸村VSリョーマ戦の幸村視点からの回想がかかれているんですけど、それが結構キツイ。
前回も話したけど、やっぱり幸村はリョーマに負けたことがトラウマになってたみたいだね。
確かに、あの舞台、自分の立場とかを含めて勝ち確の状況からよく分かんねぇ技を急に使われてひっくり返されたら、引きずるなって方が無理な話。
だから、同じ「天衣無縫の極み」を使う手塚を倒すことでそのトラウマを克服しようっていう目的も今回の試合には組み込まれてたり。
ここまで、主人公ムーブされちゃたら手塚ファン以外の人は幸村応援するよなー。
そして、前述した「天衣無縫」対策が功をそうし、一ゲーム奪取。
その後ベンチに戻った幸村がすがすがしい顔で一言
「あ~スッキリした」
クールなイメージがある、幸村からこういったセリフが出るのは意外でしたね。
それだけ、抱えていたものが解消できたってことなんでしょう。
まとめ
今週号で手塚ゾーンに続き、天衣無縫の極みも無効化した幸村。
この時点で、現在判明している技は両陣営とも対策済みの状況になっているので、ここから真の手塚vs幸村の試合が始まっていくんでしょうね。
ただ、ずっと幸村のターンが続いてきたのでそろそろ手塚のターンになりそうな予感。
ここから、スマッシュやロブを多用するテニスの試合になっていくのか。
はたまた、更なるチート技が出てくるテニヌの試合になってくるのか、見ものですね。
それではまた、来月号の感想にて。