こんにちは、まっつんです。
最近ジャンプスクエアを手に取る機会があったんで、今、テニスの王子様どこまでインフレしてんだろ?って読んでみたんですけど…
スゲェ熱い展開になってたんですよ。
いや、新シリーズ始まって、現在U18の世界大会やってることはまとめサイトとかで知ってたんです。
敵が巨大化したり、味方が置きブラックホール使ったりとかも知ってて、今リョーマは音速超えたドライブをデフォで打ってるぐらいインフレしてんだろうなーって。
で、今回読んだジャンプスクエア6月号。
表紙は手塚と幸村。
テニプリ読んだことが無い人に説明すると、手塚(眼鏡かけてる方)は主人公の中学校のテニス部の主将で、中学3年生。(高校3年生ではない)
ボールにスゲェ回転かけて自分がいる方向に打たせる「手塚ゾーン」とか、逆に打たせるボールを全部アウトにするチート技「手塚ファントム」とか使う作中1,2を争う強キャラなんですよ。
まぁ、強すぎるが故に膝が悪かったり、イップスになったりと悲しき十字架を背負ってるんですけどね。
対して、幸村は無印のラスボス。
完璧なテニスをすることで相手の五感を奪うっていう、なんでテニス選んだって能力をもってる、これまた作中1,2を争うチートキャラ。
幸村も手塚同様、強すぎる為、難病っていうデバフ持ちで、治療してたんで無印作中では全国決勝戦しか試合出来なかったって過去があったり。
そんな、数多の悲劇に晒されながらもそれでもテニスを諦めなかった天才2人が表紙なだけあって、
(ハハン、こいつらがダブルス組んで敵をぶちのめす展開か、中々熱いじゃねぇーか)
って思いながらページめくったんですけど…
違ったんです。
手塚vs幸村
…もう一度いいます。
手塚&幸村ペアじゃなくて、
手塚vs幸村
ファー、そう来たかと。
しかも、よくよく読んでみたら、手塚がなんとドイツチームにいるんですよね。
なんで今回、敵だった幸村が味方の日本チーム、味方だった手塚が倒すべき敵だという無印とは逆の展開に。
辞めてくれよ。オタク君はそういう展開に弱いんだよ。
試合前
で、場面は試合前。
どうやら手塚は膝もイップスも治って更なる成長を遂げたよう。さすが元、青学の柱。
対して、幸村は監督に呼ばれたようで神妙な表情でミーティングルームへ。
なんでも、例の難病の再検査の結果が出たようで…
オイオイ、ここで再発はマジで辛い。この試合が幸村の人生最後の試合になってまうんじゃねーの?って思いながらページをめくる俺…
「診断の結果、再発はしてなかったよ。君の病気は完全に完治している」
よかったなぁ、幸村。そりゃ思わず泣き崩れるよ。俺でも多分そうなる。
あれ?と、なると、両名とも病気は完治したわけで。
無印の時は実現しなかった、完璧な状態での限界バトルが観られる!?
五感を奪う能力とボールを意のままに操る能力。
テニプリ最強キャラの話題で必ず名前が挙がる2人の白黒がこの試合ではっきり分かるわけで…
遂にこの時が来たか…クッソ熱い展開。
試合開始
てなわけで試合開始。
病気の再発の不安が無くなったおかげか、幸村は序盤から絶好調で1ゲームを奪取。
アレ、早くも手塚五感奪われてる?流石の手塚も肉体系の能力には勝てなかったか。体は正直だもんね。
とか思ってたら、日本ベンチの真田から驚きの解説が。
「手塚の強さは揺るぎない心の強さだ‼試合中に五感を奪われる事など無いと肝に命じておけ‼」
…マジ?
幸村最大の武器、「五感を奪う」を無効化されたんなら、手塚に分があるじゃん。
というか、なして手塚は「手塚ゾーン」を使わないの?
…はい、幸村側もやってました。
手塚ゾーンを無効化する「手塚ゾーン」潰しを。
引用元 新テニスの王子様
なんでも、両利きで全く同じ強さで違う回転をかけることで対策してるのだとか。
なるほど、理解した。
あの、なんか隕石とか恐竜とのエフェクトが見える手塚ゾーン潰すとかやっぱ幸村もだだものじゃねーな。
ん…となると、
・幸村は「五感を奪う」を使えない
・手塚はボールを意のままに操れない
…普通のテニスじゃねーか!!
いや、ファンの間では中学でこんだけ能力バトルになるなら、プロの世界ではどれほどの規格外の戦いになるのかって熱い論争が繰り広げられてまして…
「プロ同士能力を打ち消しあって案外普通のテニスになる説」が有力だと言われてたんですよね。
まさか、世代トップ同士が戦うとホントにそうなるとか…
幸村vs手塚戦の一つ前は、コピー、巨大化、アナリティクス、同調、ホームランとまさに能力バトル満載の試合だったわけで。
それが一転、普通のスマッシュやボレーがまぁ光ること光ること。
能力バトル漫画に例えると、魔力使い切って、殴り合っているような状況。
そんな、ラスボスの最後の最後にやりがちな展開。熱くないワケないじゃないか。
男の子はそういうの大好きなんだよ…
手塚ゾーン潰し
そんな手塚の代名詞、「手塚ゾーン」を破る為にはちょっとやそっとの練習じゃできないわけで幸村はある人からアドバイスを聞きに行ってたんです。
そのアドバイスをもらった相手があのキャラ。
跡部だったんです。
ここで、跡部使ってくるかーーーーー。
跡部のこと説明すると主人公の中学校、青学のライバル校に当たる氷帝学園の主将。
もちろん青学主将の手塚ともバチバチにやりあってるライバルキャラ。
そんな跡部がよ、打倒手塚の為に幸村にアドバイス送るとか…
敵の敵は味方理論ですか。自分ね、そういう展開も大好き。
そのアドバイスの甲斐もあって幸村は手塚ゾーン潰しにみごと成功。
あーこれ、完全に幸村のペースだわ、買ったn
ドーーーーーーン(※スマッシュで打ち返される音)
手塚「油断せずに行こう」
手塚「天衣無縫の極み」発動
あーーそういえば、手塚にもまだ奥の手があったわ。「天衣無縫の極み」っていうのが。
この「天衣無縫の極み」は極限状態でそれでもテニスって楽しいみたいな状態になった一握りの天才だけが習得できる、超強化モード。
(わかんない人はスーパーサイヤ人3を想像してくれればOK)
無印最終戦でリョーマが達して、幸村はそれで負けたっていう因縁のあるモードでもあるのね。
こうなったらもう止められない。あれよあれよと点とられて再び幸村が劣勢の立場に。
そんな状況で、ふとベンチに目をやると今まで手塚と戦ったやつらが幸村にアドバイス送ってんの。
気合が足りんとか、目つぶしは効きませんよ、とかとか。
そうだよな。中学世代最強と名高い手塚。それを倒すことは全中学生の目標であり夢たもんな。
しかも今は国の威信をかけた世界選手権。
これは幸村vs手塚ではなく、全中学生と手塚の総力戦なのだと。
ほんと辞めてくれよ…そういう展開弱いんだってば…
なんで俺の好きなこと知ってるかな。マジ神。
しかも、天衣無縫の極みは前述した通り幸村にとって因縁のある技。
攻略できなかったんで全国優勝をあと一歩の所で逃したんで、幸村も絶対に破りたいハズ。
熱い、熱い展開だ...とか興奮しながら読み進めてると、ついに主人公リョーマからのアドバイス。
リョーマ「テニス、楽しんでる?」
あ~~~~~~~~。ここでそのセリフ使うかぁぁぁぁああ!!!!
このセリフは無印最終戦でリョーマが幸村に勝利する直前でいったセリフ。
前回は敵として勝ちに行くために使った言葉を、今回は味方として勝ちに行かせるために使うとは…
いや、ホント、個人的に過去1で熱いんですけど。次回最終回?
マジで熱い展開
そんな熱中症になりそうなぐらい、熱い展開の続きはジャンプスクエア7月号で。
幸村はどうやって「天衣無縫の極み」を破るのか。ここが一番気になるよね。
某ウイルスの影響で夏のイベントが無くなってしょげてた私だけど、今年の夏はテニプリで決まりだな。