こんにちは、まっつんです。
今回は私がインスト曲にハマるきっかけになったアーティスト「DJ okawari」について紹介します。
DJ Okawariとは?
DJ Okawariは静岡を拠点に活動するトラックメイカーです。
DJと聞くと、DJ KOOのようなクラブで回しているイケイケなDJを想像する人が多いのではないでしょうか?
レゲエやEDMをガンガン回して場を盛り上げるような。
しかし、DJ okawariは一般的に想像するDJではなくジャパニーズジャズやヒップホップを主体とした独自の音楽を作り出しています。
曲調も盛り上がるようなものではなくどちらかというとピアノをメインとしたchill out系の落ち着ける曲が多い為、国内外問わず多くの熱狂的なファンがいます。
曲の特徴は?
DJ okawariの作る曲の特徴は、ヒップホップの雰囲気を残しつつ彼独自のセンスで美しい旋律のピアノミュージックに昇華させているところです。
ヒップホップとピアノ、一見絶対に混ざらないように感じる組み合わせですが、彼の手にかかればそれは杞憂。
ヒップホップのノリをピアノジャズに落とし込み、美しい音色の中に芯を感じられるような作品に仕上げています。
ジャケットの絵について
DJ okawariのCDジャケットを担当するのは福岡県を拠点にするグラフィックアーティストの「マルミヤン」
彼の描く色彩溢れる華麗で繊細なイラストはDJ Okawariの作品が持つ世界観にピッタリで、華やかなメロディをより一層感じることが出来ます。
オススメ曲
DJ Okawariは素敵な曲が沢山あります。
初心者オススメの曲についていくつか紹介します。
Flower Dance
DJ Okawari - Flower Dance - 2010
私が DJ Okawariを知った曲でもあり、彼の世界観に魅了された曲がFlower Dance。
ピアノの美しさはさることながら、予測を裏切ってくるメロディーライン、気持ちよく刺さるヴァイオリンの音色や四つ打ちのシンセ音...
初めて聞いたとき彼のセンスの良さ、曲の完成度の高さにガチで鳥肌が立ちました。
花のような華麗な旋律の中にも、力強さをひしひしと感じる様子はどんな時でも成長しようとする植物の強さのようなものを感じます。
luv letter
DJ Okawariを一躍有名にしたのがこちらの曲、luv letter。フィギュアスケート選手の高橋大輔選手が2009年のエキシビション曲として採用されたことで話題になりました。
近年ではタイトルと曲調の美しさからか結婚式の入場曲として人気となっています。
著者も今度結婚する友人に式中使用する曲としてオススメしておきました。
Perfect Blue
こちらは近年発売されたアルバムPerfect Blueのリード曲。タイトルを聞いて何を想像しましたか。青色といえば「青春」「海」「空」などが浮かびます。Perfect Blueでは、今敏監督のアニメ映画や「青は藍より出でて藍よりも青し」などの言葉も浮かびます。
様々な意味合いが考えられますが、私は曲を聞いて純水に澄んだ青い空を想像しました。
Represent feat.Chieko Kinbara
DJ Okawari - Represent (ft. Chieko Kinbara)
Kaleidoscopeに収録されているこちらはヴァイオリニスト金原千恵子が演奏しており、ヴァイオリンの流れるような音色が四つ打ちのドラムと合わさって何とも言えない心地よい曲に仕上がっています。
Piaoyun
こちらは前述した曲とは違い、エレクトロニカに近い電子音のきらめきを感じられるような感じ。DJ Okawariの新たな世界観を感じられる一曲で最近一番好きな曲です。
あとがき
DJ Okawariは日常や生活の中で感じたことを音楽にしています。「音楽と日常の共存」をテーマにしているからこそこんなにも聞きやすい作品になっているのだと私は思います。
日常に彩りを添える彼の作品にこれからも目が離せません。
DJ Okawari以外のインストオススメアーティストはこちらをご覧ください。