こんにちは
前回マルチ商法に引っかかり洗脳一歩手前までいった、まっつんです。
いや、勧誘受ける前は「ぜってーひっかかんねーし!」と、思っていましたが実際受けてみると分かっていても断れないこと断れないこと(笑)
たまに喫茶店でアムウェイやニュースキンの勧誘を受けている人がいますが、断れない心境が良くわかりました(笑)
「どうして分かっていたのに断れなかったのだろう」
そう思い調べてみると、心理的に信用させる手口やテクニックを多く盛り込んでいたことが判明。
今回はそんなマルチ商法に勧誘されて分かった手口や学んだことについてまとめてみました。
今回学んだことを悪用したらダメですよ(笑)。
出会い
今回「マルチ女」と出会ったのは、街コンでした。
では何故、街コンに勧誘目的の人が参加するのか考えてみましょう。
もし自分がマルチ商法側だったとしてリアルな友達は勧誘したくないですよね。
友達を無くすことにもなりますし、地元で変な噂が立つこともあるかもしれないからです。
そうなると勧誘相手(カモ)を探す必要があります。
仲良くなって、友達になって、勧誘してだと1人に割く時間が多いためかなり効率が悪いです。
不特定多数の出会いがあって、すぐに仲良くなれる環境…
そうですね!
街コンですね。
・一度に複数人と連絡先を交換できる。
・少なからず好意を持たれている為、次につなげやすい。
・お酒が入っている為、警戒心が薄れる。
・女性に関しては、低価格(もしくは無料)で参加できる。
軽く考えただけでもこれだけのメリットがあるわけですよ…
女性経験少なそうな上京してすぐの奴とかはホイホイ連絡先交換してくれますし、入れ食い状態。
(書いてて悲しくなりました…)
勧誘
連絡先を交換したなら、次は勧誘です。
「2人で会おう」とか「ホームパーティーに参加しない?」とか誘ってきます。
ここで断られても別の人を誘えばいいだけの話ですからね。
今回自分が誘われたのは知り合いの社長が主催しているパーティーでした。
このパーティーはマルチ商法側が主催している言わば「ホームグラウンド」
仲間と共にあの手この手を使ってカモを勧誘しようとしてきます。
ここで逃げ切れなければ最期。
ズルズルと勧誘され、気づくと高額な情報商材やら洗剤やらを購入することになります。
勧誘テクニック
ここまで読んでくれて「いやいや俺断れるし、ヨユーだし」と、思ったあなた。
マルチ側も伊達に勧誘して来てないので長年培ったノウハウがあるんですよ。
この項目では、実際に私が使われたテクニックについて紹介したいと思います。
警戒心を解く
マルチ側としてはまず勧誘相手の警戒を解く必要があります。
警戒されていては勧誘もクソもないですからね。
共通の話題で盛り上げたり、褒めちぎって気分を良くしてきます。ここがまぁ上手い。勧誘は言うなれば個人での営業のようなものなので、相手の欲しい言葉を巧みに選んで心を鷲掴みにしてきます。
次に確認したいのが個人情報。
勧誘相手の素性を知らないと仲良くもなれないですし、そもそも偽名を使っている可能性も考えられますよね。
本名を手っ取り早く確認できる物はなんだと思いますか?
皆さんの財布に入っている…そう!
それは、免許証です。
顔写真と本名、住所まで免許証には記載されてますからね。
ではどうやってカモから免許証を出させるのか。
以下は実際に自分がやられた内容です。
まず免許証の話題まで持っていく。
・今日は車で来たの?
・車は何に乗っているの??
ect...
マルチ側「免許証の写真ってすっごい変に映らない?」
免許証見せながら
マルチ側2「分かりますぅ、変ですよね」
免許証スゥ
俺(カモ)「あ、分かりますぅー」
免許証スゥ
話の流れ的に、ここで免許証を出さないのは不自然。
このように自然な流れで免許証を出させるのです。
またマルチ側が身分を明かすことで、カモの警戒心を解くことも出来る。
カモも免許証を出したことで、気を許していることをマルチ側が知ることが出来る。
と、一石三鳥ぐらいのメリットがマルチ側にあるわけです。
ホント悪魔的発想。考えたやつ天才かよ。
ABC
マルチ商法の勧誘テクニックとして有名な手口にABCというものがあります。
ABCとはそれぞれの立場を示す、頭文字をとっています。
A=アドバイザー(話し手)
B=ブリッジ(紹介者)
C=クライアント(聞き手)
こちらの記事が分かりやすいので読んでみてください。
例えば、友達から勧誘を受けたとしても簡単に断ることが出来ます。
しかし、そこに友達の尊敬する人が入ってきた場合だと話が変わってきます。
・友達の尊敬する人だから話を聞かざる得ない。
・ここで断ると友達に恥を掻かせてしまう。
・友達も言ってるし一回ぐらいなら…
と、人の良心に付け込んでくるのです。
私もパーティーに参加した際、「マルチ女」の友達から 同じような手口を使われました。
上下関係を作ってくる
以前の勧誘は上記のように「紹介したい人がいるから会わない?」といったような勧誘がほどんどでした。
しかしここ最近は向こうから聞いてくるのを待つ勧誘方法も増えているらしいです。
マルチ側はまず
「師匠はすごい稼いでいる」
「車も高級車に乗っている」
と師匠がどれだけ凄い人かを会話の中に少しだけ盛り込みます。
その師匠と会話する機会を作り、どういう仕事で稼いでいるのかを説明。
その後「頼んだらそのビジネスを教えてくれるかもしれない」と教えてもらうように誘導してきます。
ここで教えを乞うと、上下関係が成立。
こちらから稼いでいるビジネスを教えてもらう形になる為、 普通なら買わないような高額な商材も買わざる負えない状況になります。
教えてもらっている以上、教材を買わないという選択肢はないですからね。
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勧誘してくる可能性ある人の特徴
ここまで読んでくれてありがとうございます。
最後にマルチ商法をやっている可能性のある人の特徴を載せておきます。
あくまで自分が調べた限りなので悪しからず。
それでは!
・仕事を「ビジネス」といいがち。
・プロフィール欄にダイヤモンドの絵文字を使っている。
・師匠とあって人生が変わっている。
・BBQやホームパーティーなどに頻繁に参加している。
・Twitterに鉄板焼きの美味しそうな肉の写真をあげている。
・「夢」「成功」という言葉を使いがち。